【ごあいさつ】
風景画、静物画の油彩画を描き始めてから、30年を経ました。
これまで身近なモチーフとしての最上川、月山、葉山などの山形の春夏秋冬、四季折々の風景画及び地元べにばなの里・河北町内外の田園風景を中心に出羽・山形の風土を美しいものは美しく素直に風景画として油彩画で描き続けてきました。
月山、最上川の風景画は小松均先生、金山平三先生、真下慶治先生、そして菅野吉晴先生等多くの立派な先生方が数多く描かれていますが、気持ちだけでもと高橋信夫独自の作品を目指してきました。
特に菅野吉晴先生からは「風景画は自然から学び、よく観察しなさい」と厳しく直接ご指導賜りました。
自分の絵は風景画を中心としていますが、想えば小学校からその傾向があったようです。小学校の時から図画工作が好きで、特に外に出ての春夏秋冬・四季の写生がとても楽しかったと記憶しています。小学校だから教材は水彩絵の具ですが、当時の担任の先生がテーマを決めることなく自由に描かせてくれました。題材は「学校から見た葉山、沢畑山(地元の里山)」。50年前は今と違って学校から沢畑地区まで人家はなく田んぼだけで、しかも今は見られない蓮華が栽培されていました。菜の花、蓮華、葉山残雪、そして空の青色が今も瞼に焼き付いて離れず、その感動が失せません。
大げさかもしれませんが、山形に生まれ育ったのだから、月山、最上川、葉山の山形の四季折々の風景、山形の風土を描き続けるのを本命とし、人物等を描く技量もないので自分にはこれしかないと思っています。
美しいものは美しいものとして、50年前の感動をこれからも素直に表現し続けたいと思っております。
【略 画 歴】
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山形県美展入選
* 太平洋美術会入選、会友推挙
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新槐樹社入選、佳作賞受賞2、スポンサー賞受賞2
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同会第45回記念展賞受賞
* 同会第50回記念展会友優賞受賞
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平成10年 新槐樹社 会友
* 平成20年 新槐樹社 会員推挙
河北町谷地在住
河北町教育委員会企画展・河北美術クラブ会員展

本個展も数多くの方々のご来場をいただくことが出来ました。
皆様方からは下記とおりの暖かいお言葉を賜りました。このお言葉は、私の追求しているテーマ
であります。
私は美術大学などで専門の勉学を受けておりません。しかし、絵に対する考えは確立していると
思っております。私は、絵はご覧になる方々が不愉快になってはならない、それよりも大げさな表
現になりますが元気にさせる、ほっとさせなければならないと思っております。また、難しい理屈
は要らない。私はこれが絵画だと思っております。
個展をするにはかなり勇気を必要とします。しかし、自己向上するにはこれほど良い手段はない
と思っておりますが、これからなお一層の精進をしてまいりたいと思っております。
ご協力賜りました河北町教育委員会様、スタッフご一同様に厚く御礼を申し上げます。


高橋信夫 風景画展
〜山形の四季を描く〜




建物内部は落ち着いた雰囲気の展示館です。

会場建物全景です。