現地看板にその伝説がしるされている。
その昔、源義家に亡ぼされた安部貞任(あべのさだとう)が、出羽の賊の首領太郎松と組んで地方農民を苦しめた。
農民は山深く遁れ、春の種蒔く時期を失った。
人々が心を痛めて帰ってみると、田畑には芽が生えており、この桜の根元に沢山の五穀の種子がこぼれていた。
これはきっと桜の精が救ってくれたのだと誰いうとなく「種蒔桜」というようになった。
それ以来、この花の咲く頃に種を蒔けば豊作疑いなしと人々は大切にして来た。
(山形県教育委員会・寒河江市教育委員会)
油彩画・風景画 高橋信夫電子美術館
hs-094 花散る種蒔き桜(寒河江市白岩) A4大 2011.05.09 (筆ペン、水彩)